■第3話 コンピューターチェック!

前回お伝えしたチャージさんでのダイノチェックを参考に今後のインジェクション化を進めて行きますが、元々L型の純正コンピューターは頭が悪過ぎこれまでのサブコンも全然使い物にならないので、今回の究極Lメカチューンは先ずエンジンの持つポテンシャルを最大限に引き出し、本来L型がどの程度の実力を持つエンジンなのかを把握する為エンジンを完全にマネージメントできるコンピューターで今一番信頼の出来るHKSのVプロ(金プロ)のGT−R用を細工して使うことになりましたのでその一部をご紹介したいと思います。

先ずL型で一番ネックになるのが点火の信号線だと思いますが、何せ古い車なのでデスビをどうするかがインジェクション化でもっとも重要な部分で、日本全国Lメカフリークのインジェクション車を調べた所皆さん様々でこれと言った得策も見つからなかったので、今回は右の写真の通りデスビのボディーにGT−Rのクラセンを加工してドッキングさせてダイレクトイグニッション化でチャレンジしたいと思います。

GT−Rのクラセンをばらしてデスビのボディーに入れてますが、これは札幌のライズアップの工藤社長さんが作っていた物を参考にしていますのであまり詳しくはお伝えできませんが下の2点の写真を参考に見てください。

当初デスビのボディーを使うに当ってL型の純正のスピンドルが高回転で振動するのがクラセンに悪影響を及ぼす心配をして居ましたが、札幌の最速30Z乗り(ターボですけど)野幌麗心愚の怪鳥さんに聞いた所これも異常は無い(9秒マシーンで)との事も有りまして馬力の無い回らない私のエンジンでは全然OKなのでクラセンはこの仕様で行きます。これでダイレクトイグニッションは何とか成功しそうな気配なので早速プラグコードレスでカッコ良く行きたいのでオリジナルブラケットを製作して見ました。GTーRのコイルは幅が合わないのでそのままL型に付きませんのでL型のプラグの位置合わせてダイレクトで行けるように作りました。これもライズさんで見せて頂き参考にしてます本当に皆さんにご協力頂いて感謝しています。

この後問題は全ての配線の引き直しです。GT−Rの配線とVプロの配線を使う物と使わない物を選別(見た目の問題も気にして)しなければなりませんがメカチューンはとても配線が少なく知識の豊富な人なら簡単だと思いますが配線図と睨めっこは大変です。

不要な配線
睨めっこ

第3話は電気関係の話でしたが次回は少しづつ進んでいるボディーの話に入りたいと思っています。



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